[記事公開日]2015/09/28
googleアナリティクスの「サイト運営者」の項目について
googleアナリティクスに「サイト運営者」という項目が追加されました。
この項目について、解説します。
アナリティクスに「サイト運営者」が追加
2015年8月中旬頃、googleアナリティクスの画面に「サイト運営者」という項目が追加されました。
タイトル名では、何を分析する項目なのかわかりませんね。
実は、こちらはこれまで「AdSense」という項目名でした。
古い情報が残ったままのブログなどでは、アドセンスの分析方法を紹介するときに
「レポート」 → 「行動」 → 「AdSense」
からデータを見るように解説しているものが多いです。
現在は、
「レポート」 → 「行動」 → 「サイト運営者」
の順で、アドセンス関連のデータを見られるので、調べ物をするときは置き換えて読んでくださいね。
「サイト運営者」の項目
サイト運営者に含まれる項目について解説します。
「レポート」 → 「行動」 → 「サイト運営者」と進むと
・概要
・サイト運営者のページ
・サイト運営者の参照URL
の3つが表示されます。
概要
概要のページでは、各種データを一覧で見ることができます。
画面左上の部分を「合計」から「AdSense」に変更しましょう。
これで、アドセンス広告に絞って、広告のクリック率などを見られるようになります。
概要で見ることのできるデータは、
・AdSense の一致率
・AdSense のページ表示回数
・AdSense のインプレッション / セッション
・AdSense の視認可能インプレッションの割合(%)
・クリックされた AdSense 広告
・AdSense クリック率
・AdSense の収益
・AdSense の収益/ 1000 セッション
・AdSense 有効 CPM
の10項目と、
収入の多い上位10ページまでの
・AdSense の収益(%)
です。
画面右下の「レポート全体を見る」をクリックすることで、「サイト運営者のページ」に移動できます。
サイト運営者のページ
サイト運営者のページでは、概要で見ることのできた各種項目を、詳細に分析できます。
まず、画面右下の「表示する行数」を、あなたのサイトのページ数に合わせて変更しておきましょう。
これで、サイト内のすべてのページについてデータが見られるようになりました。
あとは、それぞれの項目名をクリックすることで、それぞれのデータを昇順・降順で見られるようになります。
画像の赤枠の部分です。
一番よく使うのは、「AdSenseクリック率」です。
クリック率の高いページヘの内部リンクを増やしたり、
クリック率の低いページは広告の配置を変更するなど、
いろいろな対策が考えられます。
サイト運営者の参照URL
サイト運営者の参照URLのページでは、参照URLごとのクリック率などのデータを見ることができます。
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