[記事公開日]2015/09/21
[最終更新日]2018/05/01
アドセンス狩りで停止になったgoogleアドセンスのアカウントを復活させる方法
この記事では、googleアドセンスを自分のサイトやブログで利用し、広告収入を得ていたのにも関わらず、
アドセンス狩りや意図的な広告のクリックによって、
ある日突然、アドセンスのアカウントが停止になり、サイト内での広告の表示が止められてしまい、
アドセンスからの収入が0になってしまった人を対象としています。
アドセンスアカウントの停止 → 調査と申し立て文の作成 → 専用フォームからの申し立て → アカウントと広告表示の復活 までの、私自身の経験をお伝えします。
なぜ突然アカウントが停止になってしまったかという経緯、アカウントが停止された後の対処法をまとめました。
Contents
グーグルアドセンスのアカウント停止から復活までの体験談
時系列で並べると、googleとのやりとりは、こんな感じでした。
・グーグルアドセンスへの申し込み(サイトURLの登録)
・広告コードが取得できたので、サイト内に埋め込み
7月28日
・「AdSense 広告掲載に伴うウェブサイト承認完了のお知らせ」のメールが届く
・メールが来てから1時間経たずに、広告が表示される
8月29日 1:27
・「Google AdSense アカウントの非承認」のメールが届く
・サイトを確認すると、広告表示されていた部分がぽっかり空白になっていた
9月1日 8:40
・申し立てフォームから申し立てを行う。
・直後に「無効なアカウントについての申し立て」のメールが届く
9月8日 23:28
・再び、「無効なアカウントについての申し立て」のメールが届く
・申し立てが受理され、メールが届いてから1時間経たずに広告が再開された
初めて、独自ドメインの本格的なサイトを立ち上げ、
7月29日は1クリックがあり、13円の見積もり報酬額が発生していました。
たったの13円でも、ネットで収入が得られるようになったのがとても嬉しかったのを覚えています。
その後、毎日数十円の報酬があり、ときには数百円、さらに1000円を越える日も出てきていました。
「アフィリエイトってすごい!!!ほんとに、きちんとやれば成果が出るんだ!!!」と興奮しながら、
毎日、1日何回もgoogleアドセンスの報酬額を確認していました。
(今から考えると、PV数も多くないのに、1日で1000円以上収益が発生するなんて、おかしなことだったのですが。)
そして、ある日突然、広告の表示が停止されてしまったのです。
メールが届いたのに気づき、慌ててサイトを確認しました。
ポッカリと空白になっている広告欄。
googleアドセンスの管理画面にアクセスすると、いつもと違う画面に。
心臓がバクバクしていました。
メールに気づいたのは、8月29日の朝のことでした。
その後、朝ご飯を食べるのも忘れ、アドセンスのアカウント停止についてのgoogleのページや、個人のブログを調べ続けました。
そしてわかったのは、
2.私のケースは、「無効な操作」による規約違反
3.「アボセンス」や「アドセンス狩り」という言葉がある
4.アカウントを停止されても一度だけ、申し立てフォームから異議申し立てを行える
5.申し立てを行っても、アカウントが再開されるとは限らない
6.アカウントが完全に停止されると、それまで貯めた報酬もすべて没収される
ということでした。
特に、5番目に関して。
無効な操作(アドセンス狩り)によって停止されたアカウントが復活した事例がほとんど見つからず、
申し立てが承認されず、二度とアドセンスが使えなくなる、という報告がたくさん出てきました。
絶望的な気持ちでした。
しかし、一度だけは申し立てを行える。
後悔しないように、申し立てに必要な情報は徹底的に調べよう。
そう思って、3日間、徹底的な調査を行い、申し立てに使う文章を何度も推敲しました。
そして、9月1日に申し立てを送信し、それからは毎日毎日、何度も、何度も、メールボックスをチェックしました。
毎晩、布団の中で「今日もgoogleから連絡がなかった。。。」と落ち込んでいました。
なので、約一週間後、googleからメールが届いているのに気づいた時は、本当にドキドキしながらメールを開きました。
まさに、受験の合格発表のときのような気持ちでした。
結果は、「アカウントの再開」!!!
すぐにサイトを確認すると、既に広告表示が再開されていました。
アドセンスの管理画面も元通りになりました。
嬉しい気持ち以上に、ほっと安心しました。
アドセンスの停止・非承認のタイプには2種類ある
google adsenseのアカウントが停止になるパターンは、大きく分けて2つあります。
一つ目は、「特定のサイトでの広告表示の停止」です。
これは、googleが「プログラムポリシーに違反している」とみなしたサイトで、広告を表示しなくなるパターンです。
アダルトな内容や暴力的な表現、著作権違反の画像・動画を使っていると、広告が停止され修正するように言われます。
このケースの場合、サイト内の記事を見直し、規約にひっかかっていそうな箇所を修正します。
そして、修正した箇所とその説明などをgoogleに伝え、再審査してもらうことになります。
二つ目のパターンが「無効な操作によるアカウントの非承認」です。
私のケースはこちらでした。
一つ目との一番の違いは、アカウント全体が停止されることです。
管理画面にログインすることもできなくなります。
アカウントを停められる原因は、意図的にクリック数を増やして、収入を上げようとする行為が主なものです。
自分で自分のサイトの広告をクリックする「自己クリック」、
自分以外の誰かが、悪意を持って、意図的に何度も広告をクリックする「アドセンス狩り」。
そして、これが私の場合ですが、家族や友人が善意から、意図的に何度も広告をクリックする行為。
この記事で紹介するのは、アカウント全体が非承認されてしまった、2番めのケースです。
アドセンス狩りとは
詳しくは、別の記事で紹介する予定です。
ここからは、具体的に、どのようなメールがgoogleから届き、
アカウントを復活させるための申し立ての文章の全文を紹介します。
googleからのメール全文
アカウントの非承認になってから、googleから届いたメールは全部で3通です。
1通目。ある日突然、こんなメールが届きます。
アドセンスのアカウントが停止されたことを通知するメールです。
件名:Google AdSense アカウントの非承認
本文:
いつも AdSense をご利用いただきありがとうございます。
Google では、広告掲載プログラムをご利用いただくことで、サイト運営者、広告主、ユーザーの皆様に利益をもたらすオンライン エコシステムの構築に努めております。そのため、ユーザーや広告主の皆様に対する行為がエコシステムに悪影響を及ぼす恐れのあるアカウントに対して措置を講じることがあります。このたび、お客様の AdSense アカウントで無効な操作が検出されたため、アカウントを停止させていただきました。具体的な違反の内容につきましては、お客様に提供できる情報が限られており、アカウントで検出された無効な操作に関して詳しい情報をご希望かと存じますが、Google 独自の検出システムを保護するため、これ以上詳しい状況をお知らせすることはできません。
サイト運営者様によっては、大幅な変更を加えて違反内容を修正したり、積極的に AdSense プログラム ポリシーの遵守に協力していただける方もいらっしゃいます。そのため、Google ではサイト運営者様と協力して問題を解決できるよう、お申し立ての手続きもご用意しています。お申し立てに際には必ず、トラフィックの分析詳細など無効な操作の原因と考えられる理由についてご記入ください。こちらのフォームからお申し立てを送信していただきましたら、その内容に応じて対応させていただきます。また、アカウントが閉鎖される一般的な理由をご確認いただいたうえでフォームを送信してください。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Google AdSense チーム
2通目。申し立てを行った直後にgoogleから来るメールです。
件名:Re: [x-xxxxxxxxxxxxx] 無効なアカウントについての申し立て
本文:
お客様お申し立てを受領いたしましたのでお知らせいたします。
お客様のお申し立てにはできるだけ早く対処いたしますが、現在数多くのメールが寄せられているため、1 週間程度またはそれ以上かかる場合もありますのでご了承ください。なお、このアカウントで以前にも申し立てを行っている場合、今回または今後の申し立てについては対処いたしかねます。
また、AdSense アカウントの無効化に対して申し立てを行っても、必ずしもアカウントが再度有効になるわけではありませんのでご了承ください。
不正行為のため無効となったアカウントについてご質問やご不明な点がありましたら、下記の URL をご覧ください。
https://www.google.com/adsense/support/bin/answer.py?answer=57153&hl=jaご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
Google AdSense チーム
3通目。申し立てが受理され、アドセンスアカウントが再開された時のメールです。
件名:RE: [3-4145000008334] 無効なアカウントについての申し立て
本文:
いつも AdSense をご利用いただきありがとうございます。このたびは、ご連絡いただきありがとうございます。お客様の申し立てを確認した結果、AdSense アカウントを直ちに再開させていただきました。なお、お客様のサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルに再び広告が表示されるまでには、最大 48 時間かかります。
次のガイドラインをお読みになり、今後の無効な操作の防止にぜひお役立てください。
サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり、広告をクリックするよう他人を誘導したりすることは、Google のプログラム ポリシーで禁止されています。また、ロボットやスクリプトなど、クリックを自動的に発生させる技術の使用も禁止されています。YouTube コンテンツに広告を掲載されているお客様には、ご自身の動画を再生する際は広告をスキップしていただく必要があります。これは、広告主様の費用を不当に増加させるのを防ぐためです。AdMob で広告を掲載されているお客様には、無効なクリックの発生を防止するため、ご自身のモバイルアプリをテストする際はテスト広告を有効にしていただく必要があります。
AdSense のプレースメントについては、広告をクリックしてリンク先ページなどの詳細を確認する場合、Google サイト運営者向けツールバーをご利用ください。このツールを使うと、無効なクリックを発生させることなく、ページに表示される広告のリンク先を確認できます。AdMob プレースメントについては、モバイルアプリのライブ広告をクリックしないようお願いいたします。無効なクリックの発生を防止するため、テスト広告(Android、iOS、Windows Phone)を使用してください。
クリックはすべて記録されますので、パフォーマンス レポートの測定対象となるような形でご自身の広告をクリックしないようお願いいたします。なお、クリックや表示回数がレポートに反映されるまでには 24 時間程度かかるため、そうした無効なクリックが発生してもすぐに表示されない場合があります。
お客様のサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックに関する詳細につきましては、広告トラフィック品質管理リソース センターをご覧ください。
また、AdSense のプログラム ポリシーと利用規約をご確認のうえ、引き続きこれらを遵守していただきますようお願いいたします。アカウントが再開されたにもかかわらず、広告掲載が再開されない場合は、別件で解決が必要な問題が残っている可能性があります。その他ご不明な点などございましたら、ヘルプセンターや AdSense ヘルプフォーラムをご利用ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Google AdSense チーム
申し立てフォームの記入項目の全文
次に、アカウント再開を申請するための、申し立てフォームで記入する項目についてです。
以下6つの質問に対して回答する必要があります。
1つ目。メールアドレスです。
ここに記入したアドレスに対して、結果の通知メールが送られます。
メール アドレス
メール返信の送付先。AdSense アカウントに関連付けられたメールアドレスをお持ちの場合は、こちらにご記入ください。
2つ目。「はい」か「いいえ」の2択の質問です。
お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルへのトラフィックを増やすサービスを利用したことがありますか。 *
はい
いいえ
自分のサイトへのアクセスを増やすために、特別なサービスを利用したことがあるかどうかをきかれています。
ほとんどの人は、「いいえ」になるでしょう。
ブログ村などの、ブログランキングサイトを利用している場合は、「はい」になるかもしれません。
3つ目。自サイトにアクセスしてもらうために、何をしているか、という質問です。
どのような方法でユーザーをお客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルに誘導していますか。また、どのようにコンテンツを宣伝していますか。 *(1000文字以内)
ツイッターやFacebookを利用していたり、広告を出していたりする場合は、そのことを書くと良いでしょう。
私の場合、特にSNS系の宣伝や、特別なツールは使っていませんでした。
なので、サイトの内容を充実させ、自然にアクセスが増えていくよう努力していることを書きました。
また、家族や友人に、直接サイトのことを伝えていた、という事実も書きました。
4つ目。なぜ不正な操作が行われたのか、原因はなんだと思っていますか?という問いかけです。
お客様、またはお客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルが過去に AdSense のプログラム ポリシーまたは利用規約に違反したことはありますか。あるという場合は、詳細をご記入ください。また、不正な操作の原因と考えられる情報についてもご記入ください。 *(1000文字以内)
初めてアカウント停止になった場合は、これまでの違反はありません、と答えます。
過去にアドセンスから警告を受けたことがある場合は、そのことを書きます。
また、「不正な操作の原因」については、できるだけ詳しく書きます。
4,5,6番目の質問への回答には、調査や分析が必要です。
この部分の回答がアカウント復活の肝なのではないかと考えています。
私自身、この3つの回答のために、かなりの時間をかけてデータを集めました。
5つ目。今後、不正が行われないように、どんな対策をするつもりか?と聞かれます。
サイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルの広告トラフィックの品質をどのように改善する予定ですか。 *(1000文字以内)
4番目の質問で、不正の原因が問われました。
その原因に対する、あなた自身の改善策を書きます。
なので、そもそも原因がわからない、という状態では回答できないはずです。
6つ目。不正な操作の根拠をデータで示すように指示されます。
不正な操作の原因と考えられる疑わしい IP アドレス、参照 URL、リクエストに関して、お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックログやレポートのデータをご記入ください。 *(1000文字以内)
こちらも、4番目の質問と関係しています。
なぜ、4番目の回答で不正な操作だと思ったのか、その根拠をデータや数値などで論理的に書かなくてはなりません。
分析の世界です。
アカウント非承認の通知メールの本文にも、
「お申し立てに際には必ず、トラフィックの分析詳細など無効な操作の原因と考えられる理由についてご記入ください。」
という一文があります。しかも、「必ず」という強調語までついています。
おそらく、「なぜ不正な操作が起きたのかはよくわかりませんでした。でも、私は特に悪いことをした覚えはないので、アカウント再開してください!!お願いします!」のような申し立てもあるのでしょう。
それでは、再び不正なクリックなどが行われ、広告主に迷惑がかかる可能性があります。
アドセンスの提携者としてgoogleが私たちに求めているのは、
・プログラムポリシーや利用規約などの知識を持ち、それを守ろうとする姿勢
だと思います。
googleにお金を出しているのは、広告主です。
広告主に迷惑をかけるようないい加減な提携者(サイト運営者)はいらないですもんね。
なので、4,5,6番目の質問にしっかり答えようとすれば、自然とデータ分析のスキルが高まりますし、利用規約にも詳しくなります。
googleが求めていることを「調べた、勉強した」という姿勢が伝われば、アカウント再開の可能性が高いのではないかと思います。
アカウントを復活させるために送った申し立て文の全文
それでは、アカウント復活につながった、申し立て文の全文です。
これから申し立てをする、という方は参考にしてください。
【回答】
>>>お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルへのトラフィックを増やすサービスを利用したことがありますか。 *
>>>どのような方法でユーザーをお客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルに誘導していますか。また、どのようにコンテンツを宣伝していますか。 *
本格的なwebサイトを作ったのが初めてだったので、その頃は家族や友人に、直接メール等でurlを伝え、デザインや記事についてのアドバイスをもらったりしていました。
単純に、作ったサイトを見て欲しくてurlを教えたこともあります。
8月に入ってからは、徐々にオーガニック検索でアクセスしてくれる人が増えています。特別な宣伝は一切行っておらず、ユーザーにとって使いやすいサイトになるよう、心がけています。
>>>お客様、またはお客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルが過去に AdSense のプログラム ポリシーまたは利用規約に違反したことはありますか。あるという場合は、詳細をご記入ください。また、不正な操作の原因と考えられる情報についてもご記入ください。 *
しかし、「広告をクリックしてサイトをサポートするようユーザーを誘導する」という行為に近い、不正操作を引き起こす原因を作ってしまったと考えております。
不正操作(無効なクリック)は、ある、私の友人が引き起こしていたようです。
詳細なレポートについては、後述いたしますが、私の住まいであるxx県xx市からのクリック率が異常に高いです。
今回のメール通知を受けまして、その友人に確認したところ、定期的に私のサイトを訪れ、広告クリックをしていた、とのことでした。
その友人は、私と同じくxx市内に住む者で、アフィリエイトに最近関心を持ち始め、サイト運営のことについてときどき話をする間柄です。
google adsenseの広告配信がされるようになった後も、一度そのことを伝え、どのような仕組みで収入が発生するかを説明しました。
それを聞いてから、クリックをすれば私の収入になると安易に考え、私のサイト内で広告クリックをしていたそうです。
その友人は、インターネットや広告配信に関するリテラシーが低く、googleアドセンスの規約やポリシーなどの知識もほとんどない人でした。
そういったインターネットのリテラシーや常識があまりない人に対し、「サイトに来た人が広告をクリックすればお金になる」というような、中途半端な説明をすべきではありませんでした。
意図的なクリックや表示回数の増加は、広告主様やgoogle社にとって不利益になるから、してはいけないことだ、ということまで、きちんと伝えるべきでした。
また、私が日頃からクリック率やクリックされた地域などを分析していれば、このことにもっと早く気づき対処できたはずです。
私自身のサイト管理能力、利用規約とプライバシーポリシーに関する意識が低かったのも事実です。深く、反省しております。
>>>サイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルの広告トラフィックの品質をどのように改善する予定ですか。 *
また、これまで直接urlを教えていた家族・友人にも、記事内の広告をクリックしないよう、改めて伝えました。
今回の不正なクリックを引き起こしてしまった原因は、サイトのurlを伝えるときに、アドセンス広告の仕組み・サイトから収益を得る仕組みを安易な気持ちで話してしまっていたことです。
意図的にクリックするよう依頼したことはありませんが、この友人のように、軽い気持ちでクリックさせてしまう、ということが起こる原因となりました。
もし、広告収入の仕組みを伝えるならば、伝えた相手が意図的なクリックをしないように、注意すべきだったと反省しております。
今後は、サイトのurlをむやみに知人には教えないようにします。
また、教える場合も、「サイト内の広告はクリックしないように」ということを、必ず、強調して伝えるように努めます。
そして、クリック率のチェックやアクセス解析を日頃から行い、不正な操作の可能性がないか注意を払い続けます。
このたびは、広告主様にご迷惑をお掛けすることになり、大変申し訳ございませんでした。
>>>不正な操作の原因と考えられる疑わしい IP アドレス、参照 URL、リクエストに関して、お客様のウェブサイト、モバイルアプリ、YouTube チャンネルのトラフィックログやレポートのデータをご記入ください。 *
しかし私の方で、これまでのIPアドレスの追跡データを持っていないため、このIPアドレスによるクリック数などは調べられませんでした。
代わりに、私のメインサイト http://xxxxx-xxxxx.com/ の8/8〜8/29までのgoogleアナリティクスのデータを提示します。
アドセンス収益のうち、xx市からの収益が64.9%と異常に高いです。内訳は
・クリック数が35回、表示回数は143回、クリック率が24.48%
・オペレーティングシステムはwindows, macintoshが合わせて99%
・ネットワークドメインはxxxxx.jpが99%
・ブラウザはChrome,Safari合わせて100%
・ランディングページは、http://xxxxx-xxxxx.com/ と http://xxxxx-xxxxx.com/zzzzz-zzzzz/ で合計99%
です。その友人はxx市内に住んでおり、上記のデータに当てはまるユーザーです。
また、xx市の近隣にxx市という市があり、こちらもクリック率100%と異常な数値でした。内訳は
・8月14日、15日の2日間で広告表示5回、クリック5回、クリック率100%
友人はちょうどこの日xx市におり、そこでもクリックしたとのことです。
IPアドレスは上記のものと違うと思いますが、こちらも無効なクリックです。
詳細は本人も覚えていないそうですが、約2週間、自宅のパソコンから定期的に、複数回のクリックをしていたとのことでした。
私自身、今回の通知が来るまでアドセンスに関するレポート分析をしておらず、見積もり収益の額面のみで一喜一憂するだけでした。
通常のクリック率がどれくらいなのか、また、クリック率が異常に高いときに考えうる不正な操作・対処法などについても大変、勉強不足でした。
今回は、広告主様、御社に非常にご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ございません。
今後、このようなことが決して起こらないよう、細心の注意を払ってまいります。どうか、アカウントの再開をしていただけないでしょうか。
本当に申し訳ございませんでした。
以上が回答の全文です。
トラフィック分析をするためのデータは、全てgoogleアナリティクスから持ってきました。
なので、今回のケースではアナリティクスとアドセンスを連携させていたため、申し立て文を書くことができました。
不正なクリックの原因になったのは、見ず知らずの人ではなく、友人でした。
しかし、アドセンス狩りの被害に合ってしまい、どこの誰がやったのかわからない、という場合でも、
クリック数が多かった日付や地域、時間帯、クリック率などを調べれば、回答に必要なデータが得られるはずです。
詳細なアナリティクスでのデータ分析の方法は、別の記事で紹介します。
・googleアドセンスでクリックされた地域をアナリティクスで調べる方法
アドセンス狩りの場合、今後の改善策には
・怪しいクリックがあった場合は、無効なクリックの連絡フォームから連絡するように心がける
などの内容を盛り込むと良いでしょう。
アカウントが停止になってしまうと、不安でたまらなくなります。
何かわからないことがあれば、遠慮なくコメント欄にお書きください。
お役に立てれば幸いです。
今回の記事は問題解決のお役に立ったでしょうか?
もし、ご感想や、記事を読んでもわからないことがありましたら、下記のフォームからお伝え下さい。
初歩的なことでも構いません。
あなたの質問が、これからこの記事を読む方にとっても役に立つはずです。
コメントして頂ければ気づき次第、すぐに回答いたします。